定期的に更新はしとかないとね、というわけで私の好きな生き物紹介です。なんでや。最近”語り”が足りないんだよ。
とりあえずネタ切れ防止のために6種にしておきます。
アオアツバ Hypena subcyanea
季節の変わり目によくいる三角形。
青要素がどこなのかは一目では分からないが、じっくり見るとよく分かる。すごく青い。
その青色がすごく綺麗というのもあるが、なんと言っても模様の変異が面白い。時には本当に本種であるのか自信がなくなってくるような変異個体もいて毎回見ていて飽きない。
まぁかなりその辺にいるド普通種ではあるが、普通種だからこその面白さというのもある、ということを私に教えてくれた種である。
オニアジ Megalaspis cordyla
単純にかっこいいから好きなだけ。な枠も1つはあった方がいいと思った。
仲間内での別(蔑?)称は「イキりアジ」だった。理由は胸鰭の長さとかだった気がするがはっきりとは覚えていない。ただ妙な人気があったのは覚えている。
味が気になる。
ウスキツバメエダシャク Ourapteryx nivea
美麗な普通種筆頭。
文化祭で展示した際にはキンモンガ、イカリモンガと共に「これチョウじゃないの?」とよく聞かれた。
一体この白さで何に擬態しているのか長らく疑問に思っていたが、高2の合宿で真っ昼間に訪花していたのを見て意外と目立たないものだなと思った。オオミズアオといい、この手のやつは案外目立たないものである。
まあ、何にでも理由があるとは思わないほうがいい、というのも確かではあるので、考えるだけ無駄だったかもしれないが。
余談だが、白すぎるが故に写真を撮るのに地味に苦労する。昼の森の中ならISO下げれば割と上手く写るが、周りが暗くなりすぎるのですごく浮いてしまう。だいたい諦める。
ホタルガ Pidorus atratus
なかなか良さが理解してもらえないやつ。
まあ確かに薄明かりに飛んでいる様は不気味そのものだし、色味が一般ウケしにくいのも分からんでもないが。あとは翅形か。経験上楕円に近い翅形のやつは何故かウケが悪い傾向にある気がする。匂いはさすがにわからんやろ。
まあその辺は置いといて、こいつも青いやつである。裏が。
標本にしようとして裏返したときにかなり驚いた。なんでそっちが綺麗なのか。
しかし意味を求めるというのも野暮であろう。めっちゃ気になるけど。
オオミズアオ Actias aliena/オナガミズアオ Actias gnoma
写真はオナガミズアオだった気もするがまあ気づかれんやろ。というわけで写真はオオミズアオのそっくりさんであります。オオミズアオの写真がなかった。
月が出ていると全然来ない(元)月の女神。
オオミズアオは自分の中ではガに熱中する大きなきっかけになった種でもあるので、かなり思い入れがある。
それが中1の一番最初の新入生歓迎会的な採集だったおかげで私の部活ライフは狂うことを強いられた。シカタナイネ。
ここまで胴体が白かったり翅が綺麗だったりすると太い胴体もあまり気にならなくなるのか、結構な人気者である印象。
オナガミズアオの方が翅の突起が長いとかそんなことは無いので注意。
灯火でいっぱい来るとかなり邪魔なので対処に困る。
メスが数匹来てしまうとさらに大変なことになるので、風下にオスが居ないことを祈る。だいたい無駄に終わるが。
成虫に残された時間はかなり短いので、灯火で集まってしまうと少なからぬ罪悪感を覚える。
クロスズメバチ Vespula flaviceps
いっぱいガを紹介しておきながら最後はハチ、しかもスズメバチである。
形がかっこいいのはもちろん、カラーリングがすごくいい。
なお、想像のはるか下をゆく小ささであるため、実物を見た時にはかなり驚いた。ほぼミツバチとかそれぐらいの大きさである。かわいい。
シダクロスズメバチという似たやつがいるが、正直写真のやつがどっちなのかもわかっていない。しっかりしてくれ。
巣の場所が分かりにくいことが多いので注意したいハチでもある。
以上!
魚が全然無いのでそのうちまたやるでしょうね…ダンゴとか書いてないし…ダンゴは語彙が死んで全然書けないかもしれない。